手作りロゼワイン!自己満足だけど、毎年の恒例行事になってきましたね。

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ども、よーへい(@campanella225)です。

去年は自然発酵のみで赤ワイン(アルコール度数1%未満)を作りました今年は「白ワインに挑戦しよう!」と考えていたのですが、うまくブドウが手に入らなかったのです、残念!

とは言うものの、やったことのない事したいなぁって事で「ロゼ・ワイン」を作ることにしました。

[aside type=”warning”]酒類(アルコール度数1%以上)を自宅で醸造することは酒税法で禁止されています。お気をつけください。アルコール1%未満は酒ではないと言うことで、その範囲でなら問題はないです。

ですが、あくまでも自己責任でお願いいたいます。[/aside]

そもそもロゼ・ワインって?

ワインといえば、赤と白が基本になりますよね。「ワインといえば?」なんて聞かれることはないんだけど、色を尋ねたら「赤か白」の答えがほとんどでしょう。

ロゼ・ワインはその中間のピンク。一言でピンクといっても、淡〜いものから朱に近いピンクもあったりする。

赤ワインと白ワインを混ぜているわけじゃない

ロゼワインの醸造は基本的には白ワインのそれと同様です。赤ワイン作りとの差は「果汁のみ」を発酵させていくことにありますね。

赤ワインは果皮や種子と一緒に醸造工程が進んでいきます。そのおかげでタンニンという渋み成分がしみ出してきて赤ワイン独特の深い味わいを作り出してくれるわけ。

ロゼワイン、白ワインの醸造では果皮&種子を取り除くので、赤ワインのような渋みや深みは少なくフレッシュな口当たりになっていく。

で、この可愛らしいピンク色はどうやって作られていくのか?と言うといくつかの方法がある。いくつかと言うか…細かく言い出すとたくさんある(笑)

なので、この後の僕が実際に作ったのを一つの例としてとらえてもらえるといいかなと思います。

1つだけ書いておきたいのは、赤ワインと白ワインを混ぜてロゼワインとすることは基本的にありません!禁止されていますからね。

ロゼワインの作り方

今年のワイン作りに使えたぶどうはこんな感じ。ワイン作り用に買ってくることはしていないんですよね。食べきれずに余る分を使ってます。

手作りワイン

品種は「国際ブドウ・ワイン機構」への品種登録もされているベリーA

僕の自宅の近くのぶどう農家さんで作られているブドウ。

昨年は完全に自然発酵をさせたんですね(笑)結局はうまくいったのですが、今年はワイン酵母を買いました。

やっぱり、この方が安心ですよ(笑)発酵と腐敗の違いは人間の都合だけで呼び方が変わるだけで、どちらも微生物にとっては生命活動なんですよね

その中で僕らが望む活動をしてくれるのがこの酵母であり、望まないことをするのが一言でくくれば雑菌たち。

自然発酵させると、どっちが優勢に立つかはやってみないとわからないわけですよ。ど素人だからこそ怖いもの知らずでやりましたけど。

ぶどうの果実を軸からとって潰します

まずはぶどうの果実をボールに移していきます。

ワインの作り方

子供達に手伝ってもらいます

今年は自然発酵させるわけではないので、サッと洗ってから使っています。

ボールに移したら、潰しましょう!やってみるとわかるんですが、意外と硬いんですよね。

手作りワイン

しっかり手を洗ってから潰しましょう!

これね、単純に楽しい♪なかなか、やることないですからね。ぶどうをガンガン潰していくのなんて(笑)

ま、こんな感じになります。果汁に色がついて見えますよね?でも、意外と付いていないんですよ。しばらくすると、ぶどうの果実の色に近づいてきます。

手作りワイン

ひとしきり潰すとこんな感じ

醸し(マセラシオン)果汁に色を移します

工程としては、果汁に果皮の色を移していくために「醸し(かもし)」をします。フランス語でカッコつけて言うとマセラシオン!発音は不明…

「これをしなくても、問題なくピンクになるんじゃない?」と言う気持ちもあったのですが、初めてなのでやってみました。

マセラシオンにかけた時間は約24時間。

マセラシオン

と言うことで、このまま冷暗所で寝かせました。暖かいところに置いておくと、自然発酵が始まってしまうかもしれませんので、冷蔵庫でもいいかな。

…24時間後。

このまま、果皮や種子を入れたまま発酵に進むのが「赤ワイン」。今回はロゼなので、果汁のみにしていきます。ザル分離しました。

手作りワイン

果汁がもったいないのでしっかり絞る。

ワイン酵母を入れて、発酵へ

取り出した果汁にワイン酵母を入れていきます。

ワイン酵母

1gです。手軽に購入できるワイン酵母はこれくらいなのかなぁ…

パンに使うドライイーストのような匂いはありません。

一応、この酵母の発酵温度は「14〜30℃」となっています。僕の暮らす愛知県なら9〜11月くらいまでは部屋の温度で発酵が可能です。

手作りワイン

お願いしま〜す!!!

…数分後

手作りワイン

いい感じ♪

待っていると発酵が始まった様子。

去年の自然発酵の時は、こんな風にいかなかったな(笑)腐ってんのか?発酵なのか?って日々ビビってましたよ(笑)

完成がこちら!

こんな風になります。

手作りワイン

ロゼ〜〜♪

下に活動を止めている(微弱に活動してるけど…)酵母やぶどうのカスなどが澱(おり)になっています。

本当のワインの工程ではこの澱を取り除いていく「澱引き」。そして、樽に移していきます。本来なら、様々な細かい工程があるのですが…実際にそれをやっていると本当のワインに近づいてしまう(違法)。

ワイン風味のぶどうジュース

と言うことで、ロゼ色のワイン風ぶどうジュースが完成!!ややこしいな(笑)酒税法をどうにかしてくれ!なんて言いながら、乾杯♪

手作りワイン

美味しい♪

ワインというよりも、本当にワイン風のぶどうジュースなんですよね(笑)でも、昨年の赤ワイン風とは明らかに風味が違う。

これ、面白いな♪

もし、これを見てやってみよう!って方もいるのかもしれませんが…重ね重ねですが自己責任でお願いいたします。

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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