「家族サービス」これって危険な言葉ですよね。皆さんは違和感ないですか?

家族サービス 子育て
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家族サービス。うん、サラリーマンのおっさん(僕もサラリーマンなんだけどね)が木曜日とか金曜日の夕方に言ってそうな言葉。月曜日にも言ってるか。

「土日は家族サービスで○○へ連れて行かなきゃいけないんだヨォ〜」

「昨日は家族サービスで疲れたよ。あれじゃ、休日にならないよな。」

「家族サービス」って言葉。これ、かなり危険な言葉だと僕は感じているんですよ。なので、そろそろ葬った方が良いと思うのです。

そもそもサービスってなんなのさ。

一度ね、サービスって言葉をちゃんと知っておきましょう。

  1. 人のために力を尽くすこと。奉仕。「休日は家族に―する」
  2. 商売で、客をもてなすこと。また、顧客のためになされる種々の奉仕。「―のよい店」「アフター―」
  3. 商売で、値引きしたり、おまけをつけたりすること。「買ってくだされば―しますよ」
  4. 運輸・通信・商業など、物質的財貨を生産する過程以外で機能する労働。用役。役務。

引用元:goo辞書

ビックリですよ!

辞書にまで認定を受けていたとは…

「休日は家族にサービスする」ふむふむ、何様のつもりでしょうか(笑)

サービスって金銭的な臭いがありますよね。

僕が「家族サービス」という言葉に嫌悪感、違和感を感じる理由はそこに『金銭的な臭い』を感じ取ってしまうから。辞書の引用を思い出してください。

僕らが「サービス」と聞いて連想するものって基本的に3番に出てくる「商売的なサービス」です。

『これを買ってくれたから、おまけでこれもサービスしとくね!』みたいなさ。何かをしてくれたから、これをしてあげる。家族ってそういう関係でしたっけ?

家庭菜園

最近、うちは家族で農作業が休日の定番。

家族サービスって言葉を使うのは父親ばかり

基本的に「家族サービス」という言葉を使っているのは父親。まぁ、オッサンばかりですね。年齢的に若くても、この言葉を使っちゃうのはオッサン認定しましょう。

この時点で、見えてきませんか?「家族サービス」という言葉を使っちゃう人の心理。

  1. (いつも家事をしてもらってるから、)休日は僕がサービスで子供と遊んであげよう。
  2. (いつも家事をしてもらってるから、)休日には家族サービスで旅行に行こう。
  3. (いつも家事をしてもらってるから、)今度の休日は美味しいものを食べに行こう。
  4. (いつも家事をしてもらってるから、)今日は疲れているけれど家事を手伝うよ。

もう女性からは怒りの声しか聞こえてこないでしょう。

ですが、男性方が『家族サービス』という言葉を使うときに感じられるのはこう言った気持ちしか伝わってきません。これって、大筋で当たってるんじゃないですか?

少なくとも、僕が耳にする限りでは(いつも家事をしてもらってるから)というのが言葉のニュアンスから漏れて聞こえてきてしまってますね。

家事は母親(女性)だけがするものじゃない!

質問するまでもないことなのですが、家事って誰がするんですか?

当事者全員ですよね。父親(男性)も、母親(女性)も、乳児は除外しますが子供達もです。

家庭の方針によってですが、子供達も自分で出来ることはやっていませんか?僕のところは子供達(5歳&2歳)も楽しいからといって料理の手伝いやゴミ捨てをやっています。

今は話の主題じゃないので詳しくは書きませんが、「やってみる?」とは聞きますが、「やってくれ!」とは言ったことはありません。でも、彼らは家事をしています。

「家族サービス」という言葉を使っちゃうお父さん方、毎日どんな家事をしていますか?

「家族サービス」と言えちゃうのは危険。

家族との旅行や、ちょっとしたお出かけから外食。それらを「家族サービス」という表現が出来てしまうのは危険だと僕は感じるのです。

こんなことは「サービス」なんて表現することではなく、ごく家族的なことじゃないですか?サービスという、いかにもビジネス的で駆け引きめいた表現をするものじゃない。

ここまで男性、父親に焦点を当てて書きましたが、女性や子供が使っていても同様に危険だと思います。

すでに「父親(男性)」が家族外になっちゃってます。それって、悲しいですよ?でも、そうやって言いたくもなる男性なのかもしれない。

なので、「家族サービス」という言葉が1つの危険信号として認識されるような世の中になったら良いのになぁと僕は願っています。

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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