どーも。よーへい(@campanella225)です!
滋賀県にある日本最大の湖・琵琶湖。そこに『神の島』が存在するのをご存知ですか?
その名は「竹生島(ちくぶじま)」。
神の島とか神の棲む島と呼ばれています。正直、『無人島、神の棲む島』というキーワードだけで行きたくなったんですよね。
行ってみて知ったのは、豊臣家と強く結びついた土地ということでした。パワースポット好きにオススメというより、真田丸ファン&豊臣秀吉好きにこそ楽しめる場所です!
神の島・竹生島(ちくぶじま)の場所と歴史
まずは竹生島の基本情報を。
住所:滋賀県長浜市早崎町1665
先ほども書きましたが琵琶湖にある島ですね。長浜港、彦根港、今津港からフェリーが出ています!
竹生島は神だけが住んでいる無人島!
竹生島には寺社と数点の店舗があるのみ。また関係者も島外から通ってきているため、基本的には無人島。無人島に寺社と数点の店舗があるだけ(笑)
琵琶湖には幾つかの島が点在しています。最大の沖島(おきしま)には住まれている方もいらっしゃいます。うん、全く知らなかったよね…こんなこと。
しそて、竹生島は琵琶湖の島々の中では2番目の大きさ。島全体が花崗岩の一枚岩で出来ているそうです。そのため、周囲は切り立った岸壁になっています。
琵琶湖の水を抜くことができたら、どんな姿なんだろう…と考えると、高所恐怖症の僕はちょっと怖くなります(笑)
神の島と呼ばれる由来
さっきから、神の島だと言っているわけですが…その由来は古く、奈良時代にまでさかのぼります。
古来、信仰の対象となった島で神の棲む島とも言われ、奈良時代に行基上人が四天王像を安置したのが竹生島信仰の始まりと伝わる。
南部には都久夫須麻神社(竹生島神社)、宝厳寺(西国三十三所三十番)がある。
ちなみに、竹生島弁才天は江島神社 (神奈川県 江の島)・ 厳島神社 (広島県 厳島)と並んで日本三大弁天のひとつに数えられる。
引用元:wikipedia(竹生島)
『島』というのは信仰の対象になりやすいですが…正直、現代に生きる自分にとっては、話だけではその感覚ってピンとこない。現地に行って何かを感じられるのか?というのも訪れる楽しみの一つですね。
長浜港からフェリーで30分の船旅
今回、長浜港からフェリーに乗って竹生島へ向かいました。
基本的に1日に5本の往復便が出ていて、ゴールデンウィークやお盆休みなどのオンシーズンは2本が臨時増便されています。
この時は朝一番の便(午前9時出航)に乗船予定。午前8時半頃に長浜港に到着し、切符を購入しました。お盆休みの真っ只中ということもあって、その時間でも混んでいました。
ちなみに『長浜港⇔竹生島』の往復フェリー料金は大人:3,070円、学生:2,450円、小人:1,540円、未就学児は無料となっています。
[aside type=”normal”]オンシーズンに朝一番の便を狙いたい方は8時半をめどに港についているとチケットの心配がないさそうです!この日はその後の便のほうが空いていました。[/aside]
船内はエアコン完備で「2列・4列・2列」というシート構成。家族連れ・カップル・お友達・もちろん一人旅でも!乗船環境は良かったです。
また、船内では「Free Wi-Fi」も使えます!便利♪
竹生島に到着!
船内アナウンスでは琵琶湖や竹生島の歴史が紹介されます。それを聞きながら船に揺られること30分(実際には揺られる感覚がないほど揺れませんw)。あっという間に到着。
港に降り立ちと、目の前には寺社らしき建物がお迎えしてくれます。
ここで一旦、フェリーは長浜港に帰っていきます(笑)帰りの便が来るまで80分!『その間に見どころを周って、港に戻ってきてね!』って話。
竹生島の見どころは大きくは2つ!
竹生島には幾つかの見どころがありますが、大きく分けると2つになります。それは、竹生島宝厳寺(ちくぶじまほうごんじ)と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)です!
お寺と神社。それぞれの本堂、本殿は国宝に指定されています。
竹生島宝厳寺(ちくぶじまほうごんじ)で大弁財天に参拝
記事の前半で、竹生島弁財天は日本三弁財天の1つということをご紹介しました。また、その三弁財天の中でも最も古く、『大弁財天』と称されてもいます。
その大弁財天が祀られているのが宝厳寺。ぜひ、日本最古の弁財天を参拝してみてください!
宝厳寺のあるエリアでの見どころは、
- 本堂(弁財天堂)
- 三重塔
- 唐門&観音堂
- 舟廊下
こういった感じ。
本堂では「弁天様の幸せ願いダルマ」という、願い事を書いた紙をダルマに収め、奉納するという願掛けがあります!こちら、別の記事で紹介しますがオススメです!
また、唐門(現在、修復作業中)は国宝、観音堂&舟廊下は国の重文に指定されています。
豊臣家の家紋が配される、都久夫須麻神社
都久夫須麻神社では「豊臣家」の家紋がお迎えしてくれます。
光っていて見えにくいのですが、「豊臣家」の家紋が入っています。
この都久夫須麻神社、関白だった秀吉が当時の天皇をお迎えするために作った「日暮御殿」という伏見城内の建物を神殿として寄贈したものなのです。ややこしいですね…(笑)
元々は伏見城内に建造した御殿を、この竹生島に神殿として寄贈したというお話。もう一度書いてみましたが…スケールが大きくてピンとこないかもしれないですね。
また、都久夫須麻神社の目の前にある竜神拝所。ここでも面白い願掛けができます。
2枚の小さな瓦を用意します(現地で300円で売っています)。1枚には自分の名前、もう1枚には願い事を書き、それを海に臨む鳥居に向かって投げ込むのです。
投げ込んだ瓦が鳥居をくぐると、願い事が成就するという言い伝えがあるそうです♪
1つ1つの見所の内容が濃すぎる…
ざっくりとした紹介記事になってしまいました(笑)
大きくは2つの見所となっていますが、それぞれを詳しく書いていると長大な記事になってしまうので個別に記事を書きます!宝厳寺編、都久夫須麻神社編という形ですね。
正直、事前の下調べでは『80分も滞在時間が必要なのかなぁ…』と感じていたんです。ですが、実際はかなり急いでギリギリ!
改めて、訪れたいというのが今の気持ちです。
今回の記事では都久夫須麻神社の部分でしか触れていませんが、宝厳寺も含め竹生島全体が豊臣家、豊臣秀吉と強い結びつきがあります。
特に大河ドラマ「真田丸」から歴史好きになった!秀吉に興味が湧いた!という方には本当にオススメの場所です。
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